レバレッジ・リーディング 本田直之 著
1年以上更新していなかった『かわらばん』を更新して行きます。
読んだ本をご紹介して行きます。
今回ご紹介する本は本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』
初めて読んだのはもう10年ぐらい前になるのでしょうか。大学3年生か4年生の頃だったと思います。レバレッジ・リーディングを読んだ後ビジネス書系、自己啓発系のほんの読み方がシンプルになったと思います。
今思い返すと、この本に影響されて結構実践していたことがあるなぁと思います。
10年ぐらい前と社会人を経験した今と経験して得ることが違うかもしれないと思って
改めて読んで見ました。
■当時の自分が実践した事
・多読した事
学生時代は多分100冊ぐらい本を読んだと思います。
・良い本は人に贈る
新卒時代の後輩や友達の誕生日とかに本を贈るようにしていました。
・メルマガの書評を利用する
土井英司さんの「ビジネスブックマラソン」登録していました。
このメルマガで出会った本も何冊かあったと思います。
今もあるんだろうか。。。。
・同じジャンルの本を徹底的に読む
Web系ならWeb系。経済なら経済。歴史なら歴史。
同じカテゴリの本をまとめて読む。
これ結構オススメ。本によって、同じ事象を別の視点から書かれていることもあるので、フラットな立場で事象を捉えることができる。
・本を読む目的を明確化する
当時より最近はこれは重視しています。
その時に関心を持っている事、テーマに関する本しか基本的に読まなくなってしまいました。
・レバレッジメモ
学生の頃は読んだ内容をメモにしていました。
いつしかやめてましたね。
印象に残った内容
■読書は他人の経験を疑似体験する割安な方法
GMAインターネット社長の熊谷さんの本からの引用
熊谷さんのお父さんが熊谷さんに問いかけたシーンです。
「動物と人間の違いがわかるか?」
「人間は書物を通じて、人の一生を数時間で疑似体験できる。だから本を読め。生涯、勉強し続けなさい。」
確かになぁ。と思います。
「私のしてきたことは殆ど誰かの真似だ」ウォルマート創業者 サム・ウォルトン
孫正義もバークレー大学在学中に、毎日ビジネスアイディアを考えていたというエピソードに既存のアイディアを組み合わせて新しいビジネスアイディアを出していたといます。
ライフネット生命の出口社長も、いいアイディア(アウトプット)が出ないのはそもそものインプットが足りないからだ。と言っています。
というのも、結局、疑似体験や既存の知識の組み合わせで新しいアイディア、新しい価値が生まれるのだと思います。
■本は最高の投資対象だ
「大成する人というのは、その時点の収入額に関わらず、人生全体を視野に入れた上で、人生で総収入を増やすためのお金の使い方をしている」
自分の知識が増える=自分が与えられる価値が増える
学生時代の自分より、提供できる価値が増えている事を実感しています。
徐々に投資も回収できるようになってきています。
■カラーバス効果
読み始まる前に、何を得たいかをイメージしておけば、読み飛ばしをしていても、何か引っかかる感じがします。
これは結構当てはまるなぁと思いました。
カラーバス効果というのは以下の事のようです。
「今日一日で赤いものを何個見つけられるかな」と思うと家を出た途端に。世の中にこんなに赤いものがるんだと気づく
目的意識を持つと、その目的を達成するためのヒントになりそうな情報が引っかかるようになるというような話です。
これは読書以外でもそうですね。
■言葉をおごる
「知識労働者は自ら教える時にもっともよく学ぶという事実がある」
これは今日も新人営業ちゃんに今日の振り返りとして課題として与えた事で、教育にも実践しています。
■実践で活用してみよう
「知識に経験が加わって初めて物事は『できる』ようになるのです。それは単に『知っている』にすぎない。情報社会となり、知識編重の時代となって、『知って入ればできる』と思う人も増えたようですが、それは大きな間違いです。『できる』と『知っている』の間には深くて大きな溝がある。それを埋めてくれるのが、現場での経験です。
実践あるのみ。
レバレッジ・リーディングを再び読んでしまったので、
アウトプットの機会としてブログを再度更新していこうと決めました。
引き続き宜しくお願いします。